ポン釣り～小物釣り師～

遠い新天地に赴くU君へ。


低気圧のせいで出船は無し、と思い込んでたけど、安芸のオニカサゴ出てました。
今日の相棒は、職場の若手HWくん。付き合ってくれる若手が増えてウレシイわい。

結論から言うと、激シブ。
一投目はヒオドシっていう、イズカサゴのいとこみたいなんが釣れたし好調と思ったんやけど。

似てるけど、眉間のとこに角みたいな皮弁があるんが特徴で、すぐわかる。ただし、皮弁が無い個体もあるよ。

今日の流しは、あんまり激しいかけ上がり、かけ下がりは攻めないみたい。うねりが高いから船頭が意識して流してるのかどうかはワカランが、底キープは比較的容易。というわけで楽勝というか運次第で皆にチャンスあり。と思ってた。

けど、一向に本命のアタリが無い。本日の特餌となるかと昨夜スーパーでミミイカ（ダンゴイカ）を買っといて先針につけてたんだが、外道がカジカジするのみだ。レンコダイがぽろっと釣れただけ。

オカシイ、そんなハズはない、そろそろ本命アタリがあるはず！と信じて底キープしても外道アタリすらなくなってくる。
そうこうしてたら、隣のHWくんがドラグ出すくらいのやりとりでファイトしてる。時間かけて上がってきたんは、デッカイでっかいマハタとデッカイ金魚みたいなの一荷。

なんじゃーそりゃーーーと思ってたら、こっちもアタリ、グイグイひく。本命っぽくないひきだと思ってたらこっちもデッカイ金魚が。

エビスダイですか。ウロコがスゴイな。キンメダイ目ということは、キンメダイのいとこみたいなもんか。

そして、この後の3時間強、ほとんどアタリすらなし。HWくんは、レンコやらイネゴチやらなぜか良型のアカアマダイまで釣りあげる。何？今日はマハタ五目の船に乗ったか？

沖上がりの13時まで、何も起きない修行のような時間がただ過ぎていくだけ。それでも腐らんと底キープを続けてるが、俺の腕時計は13時になった。
「終わりにしましょう」のアナウンスが無いな～と思ってたら、ガガッっと本命っぽいアタリが！！
最後の最後にドラマｷﾀ━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━!!
おりゃ！！っとあわせたら重みが乗った！！こりゃ本命だろ。俺持ってるわ。結構重いし、良型か。一荷かもな～。
って巻き上げてたら残り30mくらいでまたガクガクひく。こりゃー間違いなくイズカサゴだわ。
っつってルンルンで天秤をカゴに置いて仕掛けを引っ張ってタモを手にとろうと思ったら餌が漂ってるだけだった。

・・・なんか、最後の一暴れでバレたみたいです。チーン
嘘みたいなホントの話。4月バカ。

HWくんは、「きっと馬鹿でかいレンコダイだったんですよ」て慰めてくれたけど、しばらく立ち直れそうにないです。